エクササイズの効果
クリスマスのスタジオ発表会の練習がはしまりました。
基本的に、バレエのバリアシオンは、ポアントを履いて踊れる様になってから、チャレンジしていただいていますが、最近はお友達がコンクールに出られる方もおおくなってきているので、ご希望があれば、今まで習って来たパ(バレエの動き)でできるバージョンに変更して、チャレンジしていただいております。
彼女は、バレエが大好きで、年齢の割には知識も豊富です。
彼女からのリクエストは
ドン・キ・ボーテの「愛の精」の踊り。
最初のポーズから手の動きの後、
シソンヌ・ルルベ・アン・アチチュード・デリエール
股関節から外旋させたまま、両脚で踏み切って、片方の足が膝を110度くらい曲げて後ろに上げて、背伸びする。
という動きがあります。
まだ、高く脚を上げれていないので、
アチチュードはプティ・アチチュードにしていますが、片足で背伸びをしたままポーズを何度もくりかえさなければなりません。
早い曲なので、止まらなくても、やれているつもりにはなってしまう。
「1拍しか止まらないけれど、2〜3拍止まるつもりで練習しよう。」
そう言って練習をし始めたのは9月の終わり。
同時に、今まではウォームアップだけの代わり使っていた、エクササイズを徐々にハードにして、鍛えるレベルまで(ウォームアップの時間に)上げました。
熱心な子なので、あれこれ質問もしてくれました。
最初は1拍止まるのがやっとでしたが、気がつけば、手を離して6拍も立っていられる様になりました。
まだまだ、ターンアウトの筋肉を正しく使えなくて、足首だけ開いてしまい、やり直しのルルベ(背伸び)になってしまう事も多いですが、強くなって来たことは確かです。
踊りの中でも、十分に立って止まって見えるようになりました。
なんでもないことの様で、凄く進歩が見えている事に、私も喜びをかんじています。😊
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