ブラームス カーズの曲

先日、昔の生徒さんが

「ローザンヌで踊られる、ブラームスカーズの曲って何かわかりますか?」

とInstagramのDMで聞いて来ました。

「あの曲、江川先生の作品(ダンスノワール)でつかっていらっしゃいましたよね。」






ローザンヌのコンテンポラリーの課題曲、「ブラームス カーズ」

は江川明先生が、当スタジオで振り付けてくださった作品。「ダンス・ノワール」で江川先生とマヤ先生塩田バレエスタジオに通っていた男性ダンサーと私の4人で踊った曲がブラームス・カーズと同じ曲でした。その踊りの中には、私が江川先生と踊っていただいた部分もありました。

ダンスノアールは、江川明先生のご尊父、武内正夫先生の内弟子であった、母のために、江川明先生がスタジオの生徒に振り付けて下さった作品です。

すでに、スタジオの発表会さえ踊らずに、作品を創っていた私は、江川先生の作品なら出たい!って、踊らせて頂いた作品。バッハベルのカノン(全曲分)からはじまり、ブラームスの楽曲が数曲。その最初が、あのブラームスカーズの曲。

ブラームスカーズもゾンビみたいで、本当に楽しい作品。大好きだけど、私の思い出〜!っていつも思ってしまう。

私の思いはいっぱいで、あの作品の時に、本当に先生が亡くなられる前の最後の授業の様に、作品の作り方に関する事も、大切な基礎も、本当に沢山のことを教えて頂いた作品でした。

作品を作る前に考えなきゃいけない事。
その時は、何故こんなことを私なんかの前でしてくださるのだろう?と不思議な気持ちだった記憶があります。

振付をなさる方は多分、みなさんなさっていることなのかもしれません。何でもない様な事ですが、その時のお話は私の宝物になりました。


話はロッシーニカーズに戻ります。
多分これだったと検索したのとは、ナンバー違い(その曲も使われてはいた)だったけれど、久しぶりに懐かしい曲たちを聴きました。彼女にはこれだよ!と教えたけれど、ここでは何の曲かは、教えたくない。

ブラームスで探せばきっとすぐ、わかると思うけれど。




何の曲か教えたくないわけ。

まだ、若い頃。
あの曲良い曲だね?何?
って、ある民族の曲だったけれど(当時は、モーリス・ベジャールさんが、ギリシアや中東の民族音楽に振付をなさっていたこともあり私の心も、その様な曲に向いていたのと、物語の中で、どこの国かわからない架空の街で、ラテンぽい名前の登場人物だったから、選んだ南米の曲でした)、その頃あちらこちらで共演させて頂いた子の舞台を観に行ったら、聞いて来た方がかかわっていて、その曲が使われていた。その時、悲しい気分になったから。

曲探すのたいへんなのよ。。。
(話が飛びすぎですね。)

塩田バレエスタジオ Shiota Ballet Studio

名古屋市瑞穂区にあるバレエスタジオです。 地下鉄桜通線桜山駅より徒歩5分

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