椅子は友達
さて、次のは〇〇君の番だよ。
そう言って、年中さん5歳の男の子の踊りを見ようと思ったら、椅子を持って下手前辺りにセットしています。
上手前辺りには小さな椅子を持ってきて
「これは赤ちゃん」
「お友達自分でセットしたのね😃」
なんとなくは覚えているけど、リズムが倍で動かさなければいけないところのせいか、斜め前に手をだすことを忘れてしまう彼の為に前回のレッスンで椅子を置いて、
「椅子さんはお友達だと思って、手を出して」
手を出さなきゃの意識を持って欲しかった。
椅子があっでも、時々わすれちゃうんだけど。
前よりは意識の中にあるようです。
「良い加減にやって、かっこわるいより。
きちんとやってかっこいい方がいいよ」
「良い加減ににやって、かっこいいのがいい!」
ははは。。。
言葉がない。
「きちんとかっこいいのがいいな」
そんな彼ですが、何回目かに彼の上手側にいた私の方に手を出しました。
「手はお友達(椅子)の方でしょ」
「〇〇ちゃんも(今日は生徒さんに座ってもらっていた)お友達だけど、先生もお友達!」
「私もお友達にしてくれるの。ありがとう。」
かわいいことを言ってくれるじゃないか。
「嬉しいけど、踊りだから〇〇ちゃんの方に手をだしてね。」
ちょっとずつ進歩。
二人の踊りだったのに一人で踊る事になった〇〇ちゃんも、彼女に最小限の負担で済む様に、位置の変更。横方向の移動を、斜め方向の移動に変更しました。
「変えなくちゃいけないの」
いつもの、ように、え〜の悲しいお顔。
(表情豊かなのはよい事だからね。)
だけど、一度で覚えてくれた😊
お迎えにいらっしゃったらお父様の前でもきちんとできました。
よかった。。。
みんながんばれ!!
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