宿題
5月に受けるバレエ 教師のための解剖学の講座のために、別にやらなくても良いけど、宿題があります。
動画を見て、解剖学の知識を少し入れておいて下さいというものです。
動画の中の2本はすでに、拝見したものですが、お勉強ってなると、見方も真剣になっているかもしれません。
本当にひよっこの解剖学で、すでに、目から鱗。長年自分の体と付き合って来て、バレエ のレッスンをしていて、股関節から、アンディオールするのよ。とか10歳くらい迄は〜って言っているのに、骨の名前とか知らなかった事がいっぱいです。
バレエ のバーセンターのレッスンする分には知らなくてもできるから、別に解剖学勉強しなくても良いのかもしれないけど。
余談ですが、このHPを作るのに、参考にしようと思い、江川明先生の元で一緒に踊っていた方たちの名前を検索(大抵皆さん教室を持っていたり、どこかでバレエ の先生をなさっているので)していたら、ある方は、バレエ関係ではなく画家になっていらっしゃいました。(当時から絵も描いていらっしゃいました)プロフィールみたら、大学卒業後、(バレエ やめた後に)医学部で解剖学学んで絵にとりいれているとありました。
バレエ を習っていたとは、どこにも書かれてないけれど、正確な踊りが持ち味の彼女だったから、身体の一部がモチーフとして描かれる彼女の画風にはバレエ の影響があるのかもしれなあなあ。と勝手に思ってみたり。
以前にも書きましたが、海外のバレエ学校では、解剖学の授業があります。教えにも(バレエ を教える事)振付にも、自分のケアにも、役に立ちそう。
若い頃から興味があったこと。
最近、他所から変わっていらっしゃって、怪我を持っている方のレッスンでの対処にも繋げられると良いのだけれど。
今まで、生徒さんがやっていることが危険で間違っていると、ネットの整体師さんやトレーナーさんの動画とかブログ使って説明していた事が、しっかり自分で説明できる様になれるでしょうか。
バレエ は関係なく家庭の事情で、時期が来るまで待てと言われていて、スタジオに戻って来た時のスタジオの生徒さん達、皆、脚は頭の上まで上がるし、足の甲も出てる、かえる足もぴったり。わーすごいだったけど、全く使えてない背中(体幹)正面向いたままの首。ポアントの軸足はアンディオールもしていなくて、パラレルのまま等々。どなたが教えてくれたのかわからないけれど、柔軟は出来ていて才能豊かな子だったかもしれないのに、バレエ で一番大切な事ができていなくて、ポアントも足だけで立っていて(足で立っているんだけど。)見てて危なくて、怖くて、(彼女たちに柔軟をしてた人に)怒りさえ覚えていた私。(なんかみんな色々すごいけど、柔軟だけがバレエじゃない。)私も誰が教えてたの?って怖い顔してたかも?基礎レッスン増やしたら、みんないなくなってしまった。
うちの生徒だから、もう一度きちんとの気持ちがつたわらなかったし、私がスタジオでしていた過去も知らないし、いきなり来て、今までやって来たこと否定されてるみたいな子供達の気持ちをきちんと受け止めきれなかったかもしれません。
バレエ は、エレガントに見えますが、水辺に浮かぶ白鳥のように、水面下では、あちこち自分の力で自分を支えなくてはいけないから、柔ければよいわけじゃあないのにね。
知子先生に誰が柔軟させていたか聞いても、とぼけて教えてくれない。大切な事ができていたら、まだ良かったのだけど、まあ、仕方がない。
ようやく育ち始めた子たちも、最近学校の勉強に専念したいそうで、また、やり直しだけど、救いはやる気のある生徒さんが集まり始めたこと。HPを立ち上げたおかげかもしれません。
こういう解剖学みたいなお勉強は、シダックスで教えている間にでも、自分の為にしておけばよかったんだけど、やりたい事もできずに、このまま、シダックスの講師で終わるかもしれないと、諦めてた心には風も吹かず、淡々と日々を送っていた様です。
Instagramを始めたり、HPを作った事で、新しい生徒さんの流れも変わり始め、最近ようやく私もバレエの世界でまた、息をし始めた感じがします。(ずっと、バレエ の先生はしていましたけれど)
まだ、泡がぷくぷくしだしたくらいで、何の形にもなってはいないのだけれど。
解剖学の勉強なんて、頭カチカチって思われるかもしれませんね。
どこまでやれるかわからないけれど頑張らなきゃね。
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