スイカズラ
この季節になると、スタジオの生徒さんが自転車をとめていらっしゃる東側にあるつる草に小さな花が咲きます。
夕方になると、さわやかでちょっと青っぽい甘い香りがして、少し幸せな気分になります。祖父が、家の建った頃に植えたのを覚えています。
昨日、知子先生が
「スイカズラってどんな字かくんだっけ」
って聞いてきました。スマホは便利です。植物図鑑ではカタカナ表示されますが大和魂は素敵な文字を充てているはず。。。
吸い葛 (ほんの少しの蜜を吸えるから)
金銀花(黄色と白の花が金銀にみえる)
忍冬
ハニーサックル
ハニーサックル???
スイカズラってハニーサックルだったんだ!!!!
驚きです!ハニーサックルって海外の花だとずっとおもっておりました。小説の中に出てきても、きっと蜂蜜のような甘い香りのする花なんだろうな~って勝手に想像しておりました。ハニーサックルが家の庭にあったなんて!!!
ハニーサックルの出てくる小説 で検索。
赤毛のアンの中にはハニーサックルがたくさんでてきます。
(予想通り赤毛のアンだった!!!)
真夏の夜の夢の中で妖精の女王は、つるばらとハニーサックルの天蓋のベッドで眠るとされている。
なんてすてきなんでしょ。
つるバラ(私は勝手に濃い色のピンクと思ってる)とハニーサックルの天蓋
この一文だけで視覚も嗅覚も刺激されちゃう
シェークスピアってやはりすごい!
そして、蜂蜜と薔薇の香りより、ハニーサックルと薔薇の香りの方が、ずっと素敵。
真夏の夜の夢はバレエでも上演されますが、原作はシェークスピアの戯曲です。
スイカズラからもらった感動でした。
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