爪先立ちをさせないでくださいね。
バレエといえば、ポアント🩰
爪先立ちて踊るポアントは憧れ。
なのですが、お子様が爪先立ちをしていたら、すぐにやめさせてあげてください。
(背伸びではなくて、指を丸め込む立ち方のほうです)
子供は無邪気に爪先立ちをしていますが、子供たちの足を守ってあげられるのは、大人なのですから。
昔から、スタジオで、バーにつかまって爪先立ちをしている子を見た時には
バレエで爪先で立つ時にはトウ・シューズ🩰を履いていて、今履いているバレエシューズではないこと。
ポアントで立てるようになるには、足が強くなければならないから、たくさん練習しなければ履けない事。
ポアントの中では、足の指が伸びている事。
今、間違った爪先立ちをしていると、怪我をしたり、ポアントがはけるようになっても、間違った立ち方しかできなくなるかもしれない事
学校や幼稚園で爪先立ちをしているお友達がいたら、しない方が良いよ。って教えてあげてね。
これだけ伝えれば、すぐにやめてくれました。
しかし、先日、男の子がまた、爪先立ちをしていました。今年の始め頃からです。
他のお教室からいらっしゃった生徒さんが、癖になっていました。(後からお母様から伺ったのですが、彼女は距骨を骨折したことがあり、疲労骨折の可能性があるそうです。
それでも、つま先出しを続けておりました)
「誰か、先生にそれやりなさい。って言われた?」
一応確認しました。
「ううん」
やはり、自発的でした。
彼女にはお母様にも協力をお願いして、爪先立ちをする事をやめるよう説得しました。彼女はトレーニングに疎い私でも一眼見て間違っているとわかった、間違った方法でショートフット?をしていました。(ネットでそのトレーニングの名前がショートフットと知り、間違っていることを確認し、彼女にはショートフットをする事もやめてもらいました)彼女に罪はありません。
ただ、バレエが上手くなりたい情熱が強すぎただけ。
何故 誰もとめてあげなかった?
親御さんたちは、バレエはこういうものだと思ってしまわれたかもしれないけれど。
何人か目の先生だと、私が一瞬よぎった様に、他の先生の指導かもしれないと、思って
(他の先生を否定する事になるので)やめなさいといえなかったかもしれない。
真似で始めた?男の子の方も何度も注意をして、最近はしなくなっていました。
「危ないからやめて」
彼は言いたいことがいえないのか、
「うーうー」
唸っていました。
男の子だから、ポアントははかないかもしれません。
私も解剖学を学び始めて知ったのですが。切れた靭帯は成長しても治らないそうです。
ふにゃふにゃの足首では回転も跳躍も大変そう。支えるには普通以上のトレーニングが必要になります。
小さい頃からポアントを履いて、間違ったトレーニングをしていた方が疲労骨折をして、骨の成長線が消えてしまった足の話(簡単に 成長線消えた足がどうなるかも含めて)をしてから、もう、爪先立ちはやめてくれたと思っていました。
DLSの愛さんに伺ったスタジオでの1回は、家や学校で(彼は保育園生だけど)何回もやっている可能性があるということを思い出して、お母様に聞いてみると
最近は3歳の妹さんも爪先だちをしているそう。😭
5月に受講した、教師のための解剖学講座の中で、意を決して前述した最初に爪先立ちをしていたお子さんの事を相談してみました。
今は多分やめてくれている。
と私は言ったのですが、家や学校でやっているから、絶対に甲出しをやめさせなきゃと教えていただきました。
お母様方へ
すごいねー。って絶対に褒めないでくださいね。
子供たちは快感になり、ずっと続けます。
子供の体重は軽いから大丈夫?
楽しそうだから止めなくても良い?
せっかくのやる気を削いでしまうから?
2回前のブログでお伝えした様に、指先は伸ばした方が甲は伸びるのに、指を曲げて伸びにくくして、さらに体重をかけるのは、負担は大きくないですか?
一度くらい大丈夫って言い切れる?
(同じことを言いますが、一度切れた靭帯は一生修復しないそうですよ)
先生の前でやらなければ大丈夫?
お願いです。お子様の足を守ってあげて下さい。彼は保育園でもやってみせて、保育園のお友達も真似しているかもしれない。
保育園のお友達の足は大丈夫なのでしょうか?
私はすごく心配です。
(後日解剖学を学びました。
子供の脚がポアントを履くのに耐えられるまで発育するのは、12歳です。
国際ダンス医学会ま、12歳からを提唱しております。2024年8月1日追記)
参考までに
最近バレエ教師の為の解剖学講座でお世話になっている、DANCERS LIFE SUPPORTの佐藤愛さんの記事です。
長いです。
前半は、扁平足について触れているので、甲出しストレッチについては、後半の方が、わかりやすいかもしれません。
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