曇りのち雨のち快晴
何が起こるかわからない、プレ・バレエクラス。
そろそろ、レッスン始めようかな?
一人の子が、シニョンにピンを刺したりはずしたり?
「そのピンが刺せたら始めようか?」
あれ?
近づいてみたら、シニョンは綺麗に結えていて、シュシュも飾っていたけど、Uピンがいっぽんだけ?
そう言えば、お父様が送っていらっしゃったっけ?
「お父様が結ってくださったの?」
「今日、ママおしごとだから」
「すごいね。お父様シニョン綺麗に結えちゃうんだ!でも、ピン1本でなくて、8本くらいで止めてってお願いしておいて。」
そう言いながら、スタジオのピンで、シニョンがグラグラしないように留めて、さあ、ルベランス。
そこに入って来たのは、お母様に抱っこされた、プレ・バレエのアイドル!
しかも、泣き顔。大きな泣き声。
お母様にも困り顔。寝起きと、お父様と離れるのが恋しくて。
さあ、じゃあ。走ろうか?
「できないの!」
ママが外に連れて行くと
「(バレエ)やりたい!」
泣きじゃくっているので、お母様におまかせして、レッスン開始。
今日はダメかなー?
そう思っていたら、お父様登場。
その瞬間、満面の笑顔でママのお膝からバーに駆けていって、1番のドゥミプリエしてくれました。
(レッスンでは、もう、終わっちゃっていて、別な事していたけど)
バレエをやりたい気持ちと、パパと離れる寂しさに寝起きがプラスされて、気持ちの整理がつかなかったんだね。
その後はいつもの様に、お姉さんたちと、楽しくレッスン。
「みんなは先に、移動して!
もう、お兄ちゃんだから一人で来れるよね?」
座っていたけど、一人でお姉さんたちの後ろにならべました。
ジャンケンも、まだ、勝ち負けはわからないけど、チャレンジ。
帰り際には、スタジオの隅で、プチかくれんぼ。
スタジオの、お姉さんたちが上手に遊んでくれていました。
次のクラスの子。
一緒に遊びたいんじゃないかな?
あなたは、きちんとバレエのレッスンできるから、頑張ってね。💕
って思いながら、レッスンを続けました。
プレ・バレエクラス。本当は今日、これをやってみよう!って胸に秘めた事があったけど、できずじまい。
でも、今日はこれでよし!
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